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会社員が株や副業で「年間20万円超え」をしたら何をする?

2025-08-02
株式譲渡益や副業所得が年間20万円を超えた場合の確定申告の判断基準と手順を、年間スケジュールで解説します。

はじめに

給与は年末調整で済む――と思いきや、株や副業で得た所得が 年間20万円超 になると確定申告が必要です。 本記事では、

  • いつ(一年のどのタイミングで)
  • 何を(どんな作業・書類が必要か)
  • どう(手続きの流れ)

年間スケジュール 形式で実用的にまとめました。

年間スケジュール

タイミングやること
1月上旬- 前年分の源泉徴収票・特定口座年間取引報告書を受け取る
- 副業の収入・経費の集計開始
1月中旬〜下旬- 年間の給与収入を源泉徴収票で最終確認
- 特定口座報告書で株譲渡益を通算
1月末まで- 「給与以外の所得が20万円超」かの判定
(株譲渡益+副業所得合計)
2月上旬- 必要書類の最終チェック
- 特定口座年間取引報告書
- 副業の領収書・帳簿
- 源泉徴収票
2/16〜3/15- 確定申告書の作成・提出
- e-Tax or 書面提出を選択
- 「申告分離課税(株譲渡益20.315%)」を適用
4月上旬- 申告結果(納税/還付)の確認
- 住民税申告(必要に応じて)
5〜6月- 申告内容のフォルダ整理・バックアップ
- 損益通算・繰越控除の記録更新
年中(随時)- 株取引の「源泉徴収あり」か確認
- 副業の経費証憑を都度整理
年末(11〜12月)- 翌年1月の書類受取に向け、住所変更やマイナンバー登録状況を確認

フローチャートで見る判断プロセス

確認リスト

  1. 給与収入の把握

    • 源泉徴収票を受け取り、年間給与を確認
  2. 給与以外の所得の集計

    • 株式売却益=「売却額-取得費-手数料」を年間で通算
    • 副業所得=売上-必要経費
  3. 20万円ルールの判定

    • 給与所得以外の所得合計が 年間20万円超 かチェック
  4. 口座種類の確認(株取引)

    • 特定口座・源泉徴収あり/なし
  5. 必要書類の準備

    • 特定口座年間取引報告書
    • 副業の領収書・帳簿
    • 源泉徴収票
  6. 損益通算・繰越控除の検討

    • 前年繰越損失との相殺
    • 翌年以降への繰越控除
  7. 追加控除の要否

    • 医療費控除、寄附金控除など年末調整では申請できない控除
  8. 申告方法とスケジュール

    • e-Tax or 書面提出
    • 申告期間:翌年2/16~3/15
  9. 住民税の手続き

    • 所得税申告不要でも、住民税は別途申告

まとめ

  • 年間スケジュールを踏まえ、1月に「前年分の所得を確定」 → 2〜3月に「申告・納付」 → 4月に「結果確認」と進める。
  • 給与以外の所得20万円超 → 確定申告が原則 必須
  • 特定口座・源泉徴収あり の株取引 → 通常は申告不要(損益通算等で申告する場合あり)
  • 住民税 は20万円ルール適用外 → 別途申告が必要

この年間スケジュールをマスターして、申告漏れ・申告忘れを防ぎましょう!

参考リンク